―宿屋・食堂―
[ブリジットの配慮>>10には、少し笑みを浮かべる。
夫はそれでも良い顔をしなかったかもしれないが、
もしそうされれば、やんわりと腕を取り制した。
宿に居た面々の労いには、曖昧に小さく頷いて。
細かな事は説明す者も納得する者も居たろうからそちらに任せる。
クロエの件も、特に口にする事はない。
幼馴染の反応>>24には、困惑したような表情を向ける。
何といって良いのやら、そんな風に。
了承の声が聞かれればこくりと頷いた。]
なんだか、ごめんなさいね。
[結局何を言うに困って、
運んだ事もあってか、口から零れたのは謝罪の声だった。]