―篝火― おせぇ…。[本を読み耽っていて、どれだけの時間が流れたかは把握していなかった。けれどあまりにも遅いので、マクシームが消えた方向へと足を運べば。] お、………い…ッ[まだ辛うじて体温を残していた彼の姿を見つけたか。茂みから引きずり出すと、しばしの間、…篝火の前で放心する。我に返ったなら、一人住まいで歳の近い男、ユーリーの家へ報せに走っただろう。**]