あれ? 何でこんな所に……[二つの建物を繋ぐ廊下に出ると、そこにあるはずのないものを見つけた。客室にあるはずの毛布。不自然な形のそれを見て……肩が疼く。] え……これ だって、まさか[予感がする。それを確かめなければいけないと何かが言う。側に寄り、毛布を掴んでそっと捲ると、そこに] ギュンじー、さん? 冗談でしょ?[声を掛けたところで返事がないのはわかっていた。不自然に折れ曲がった首、それで生きていると思えない。]