─ 三階 ─オリガさん。[振り向いてようやくオリガに気付いた位だから、彼女が声を漏らした>>18ことなど知る由も無い。キリルと違い、この状況で挨拶出来る程平静は保ててはおらず、ただ名だけを呼んで]…体調を崩されていたでしょう。戻られた方が、いい。[彼女が熱を出していた事を思い返し、立ち込める血の臭いに気分を悪くする前に離れることを勧める。彼女から薬の存在を教えられる>>32と、弱く微笑み]そうですか。教えてくださってありがとうございます。