─集会場・広間─
[ひび割れたモニターの前、佇む時間はいかほどか。
呼びかける声に、ゆっくりとそちらを振り返る]
……ああ、レッグくん。
見ての通り……ですよ。
何者か……恐らくは、サイキッカーなのでしょうけれど。
ノブくんを撃ち抜いた弾丸が、そのまま背後のモニターに突き刺さって、この有様……のようです。
[問いに答える声は淡々と。
冷静な響きは、冷たさも帯びて]
銃器には、明るくはないのですが。
相当に反動なども大きいかと思われます。
[威力の話には、頷いて同意した後、自身の銃──扱い易さに重点を置いた、自動拳銃を見せた。
請われるならば、無造作に手渡しもして]