[受け止めた衝撃にぐっと掛かる力を殺し切って、緩く息を吐く。礼に首を左右に振りながら真っ直ぐに立たせて]礼はいいから、足元には気を付けてな。[ぽふ、と頭を撫でてから赤へと向き直って。友達というのにはやはり少し曖昧に笑んだけれど]ああ、よろしくな。礼を言われるようなことはしていないよ。あと、何ともなくても俺が気になる。できる限りになるけれど拭わせてはくれないか?[嫌ならいいけれど、と苦笑して]