― 広間 ―[見極める者のもう一人が上げた声>>17も気にはなったが、そちらよりも今は、エーリッヒの様子の方が何故か気になった。先ほど落ちた剣帯を、今度はスカートの上から留め直しながら、エーリッヒ>>28にゆっくりと歩み寄った]……そう、ですね。でもエーリッヒさんが手を下さなかったとしても、ボクか他の誰かがやっていました。貴方だけの責任じゃありません。[自分にかけられる言葉は他にないだろうか、と。言葉を選びながら、そう言葉をかける]