答えが、いらねぇならっ!
[弾かれた糸を引き戻しつつ]
なんで、人に、聞く必要があるっ!
間違ってない、なんて言葉で飾る!
[耳に届く言葉に、感じるのは苛立ち。
足元に走る銀の気配に、地を蹴って跳躍する。
獣の力を使わずとも、基礎の身体能力は十分な高さを維持し。
相手の立つ、岩を蹴って、その目の前へと飛び出す]
自分の選択が正しいと思うなら、なんで、迷う!
……Tanzen Sie einen Faden!
[苛立ちは、それをかき立てる者へと疑問を叩きつけ。
刃と化した糸が舞いつつ、それを追った]