─ 宿泊施設・広間 ─
[空いている部屋にシーツを取りに行っている間に、少女の身体にはストールがかけられていた。
その様子にほんの少しだけ眉を下げた後、持って来たシーツでその身体を包む]
さて、と……。
んじゃ、行きますか。
[小さく呟き、抱え上げようとした所にかかる、声。>>29
先の二人と比べたなら運ぶのは苦でもないが、申し出を無碍にするのも、と思い]
ん、じゃあ、灯り持ってくれるかな。
さすがに、これじゃ扉開けるのも辛いし。
[そう、返して共に向かうのは地下の物置。
そろそろ手狭になってきたなー、と思いつつ、その一画に少女を横たえて]