……つーかさ、男は人前で泣いちゃいけねーんだけど。少なくとも、オレはそー決めてたんだけど。[床を染める赤の上に、ぽたぽた雫が落ちた]どーしてくれんのコレ。……みっともねーじゃん。[無理に明るくしたような声。『そんなの知らないよ』なんて呆れた声は、返ってこない**]