……っ!なんっ、で!?[知らず、上がるのは、上擦った声]なんで……なんで、黒いの!なんで……なんで、ゲルダちゃんたちと、いろ、違うの![問うた所で、誰にも答えられるはずのない問いが路地に響く。足の力が抜けてその場に座り込んだ直後に、黒い火は消えて、視界にいろが戻った]