…そうだね、こんなこと聞かれても困っちゃうね。今度、君の足に飼い主さんへのお礼のお手紙でも括らせてもらおうかな。[困ったように首をかしげてみせる蒼鷹に苦笑してこちらも首を傾げ。怯える自分を励ますような仕草や鳴き声には、青褪めながらも大丈夫だよと微笑んでみせた。]…でも、今日は。ちょっと、いつもより荒れがひど…きゃあ!![また雷鳴が轟いた。地を揺るわせるようなそれに、叫んで目を瞑り蒼鷹にしがみつくように抱きついた。]