―草原エリア―
[ティルの呟きが聞こえて、耳がぴくぴくと動かす。
笑みを浮かべてこちらを見るゼルギウス。後悔をしても、もう遅い。]
ありがとうございます。
あ、でもお手柔らかにお願いしますね。
[とんとんと右前足で二回地面を叩いてから、後ろに少し飛んでゼルギウスと距離を置く。
ゼルギウスの方に注意を向けながら]
ゼルギウス導師が本気出すと私消し飛んじゃいますから。
「つむぎ おりなす じゅそ ことば……」
[冗談のような言葉を返してから、人語ではない言葉で呪文の言葉を紡ぎ始める。
首輪にあしらわれた猫目石が反応するようにひかり、キャッツアイ効果を*浮かび上がらせた*]