─大祭会場─やあやあ。二百の年のご無沙汰かな?今年は、ヒマだったんで、覗きに来たんだよ。[久しぶりに会うものと、そんな軽口めいた言葉を交わしながら、ふわりひらりと移動する。光の粒子の事もあるが、金の髪と黒と白の装いは森の中では目立つ方]……じゃあ、邪魔をしてはまずいから、またね。[話していた相手にひら、と手を振り。ふと、めぐらせた視線が捉えたのは青いいろ]おやぁ?あれに見ゆるは、親愛なる我が友か。おーい。[泉の方に向かう彼>>34へと向けて、大きく手を振る。鈴の音が、周囲に響いた]