……真顔でそれを言いますかと……。
[機鋼王からの預かりものである幼き獣魔を間に挟み、傍目、親子のようだと言われていた時期を知られている相手。
だからこそであろう突っ込みに、苦笑を滲ませはしたものの]
ありがとうございます。
[祝福の言葉は素直に受け取る。
縁あるものからの祝いは、素直に嬉しいものだから]
ええ……まあ。
自重はしてますよ、うん。
[それでも、続いた言葉に返るのは曖昧な響き。
無茶はできなくなったが、時と場合に寄るのは以前と変わらない。
ましてブレーキとなる存在のいないこの状況では……というのは言わずもがなか]