ま、取りあえず、ここに何かいるのは間違いない、と。だとしたら……。[動き始めた思考は、ふと感じた気配に止まる。気のせいにしたいけどできないんだろうなあ、なんて。ちょっとした達観を覚えつつ、一先ず光鎖を手繰り寄せ、周囲に揺らめかせた。*]