[なにやら久鷹に蒼龍が警戒心を抱いていたのは融合したことにより知っている。
そして天魔が及ぼす影響やらも。確かにそれは問題であろうが]
ったく…なんでこうなったんかねぇ
[何とかしなければという思考もなきにしもあらず。ただ素直にそれで久鷹と対立できるかといえばそれも違う。
巻き込まれた中の親しい二人がなして違う役割なんだとか内心で愚痴った後
久鷹が逆の立場なら―と思いながら、久鷹にメールを打つ。内容は璃佳の用件を素直に伝える…ということではなく。
家の事情で今日連絡着てもすぐ反応できんかもしれん。という主旨の内容。
久鷹も神社には好んで込んだろうし。と]
…ま、後で考えるか。なるようになるってな
[ぽちっと送信。さっさと身軽な格好に着替え寮から神社へと向かった]