…ユーディットさん。さっきまでそこにいたんだよ。[首を振ってミリィに答える。聞こえてきた声。異分子。それはまだ口に出せず]うん、そんなに大きな怪我じゃなかったけれど。ミリィさんが救急セットで手当てしてくれた所だったけど。[髪を撫でられれば小さく頷きながらありがとう、と。ヘルガの手も借りながら、どうにか立ち上がった]