─ 広間 ─大丈夫。だって俺は、生きてる。から。[苦い口調で答えながらも、アマンダの手>>32はありがたく借りた。細かく震える手の動きも伝わったことだろう]無理は、したかな。[大きく息を吐き出す。呼吸も整ってきた。ベアトリーチェを殺そうとして殺せなかったことは隠さなかった。事実殺せなくて、その死を悼んでいる。人狼は人狼を殺せない。それとも符丁が合ってしまうことには気づけなかった]これじゃ、手伝いも出来ない。[クレメンスとエーリッヒの会話が聞こえて、肩を落とした]