[それぞれの症状が進んでいると、声で気づく。ノーラの右足が硬いと、触れて] ノーラさん、足が……。[病気。治るのだろうか。同じように、動けなくなったアーベルは、回復剤で動けるようになったのだと思いなおす] 早く、着けばいいのに。 ノーラさん、せめて着くまでは、休んでて。ゆっくり眠ってないでしょ? ――みんなも。 たどり着いたら、私が起こしてあげる。 [自分が一番元気だからと]