─元宿屋・広間─
……8年前……か。
もう、そんなになるんだなぁ。
[>>35 返された言葉に、妙にしみじみと呟いて]
ん、ああ。
……ま、本格的に就学するには色々とアレなんで。
研究生の肩書きで、色々とやらせてもらってるんだけど。
[学力的に就学できないわけではないが、その間ずっと街で暮らすのは辛い身体。
故に、研究生という扱いでの出入りとなって、不定期に街の下宿とこちらを行き来しているのが現状]
あ、いや。
……そんなに、は……うん。
三日くらい、徹夜したけど。
[ぼそり、と呟く時、視線は見事に泳いでいた。
懐かしい、という言葉には、そうですか、とため息一つ]