─ 広間 ─ああ、ヒューさんお帰りなさい。[扉が開き、人が入ってくるのに気づくと、ゆっくりとそちらを振り返る。手にしていたカップを置いて、何故か隅っこへと向かう少女の様子>>36に不思議そうに瞬いた]あれ、なんでそんな隅に……。こちらで、ゆっくりすればいいのに。[こてり、と首を傾げて問いかける。のだが、向けられる視線はちょっとずれていた]