[がっくりと肩を落とし歩く中、広場の半ばまで来たところで自衛団員に呼び止められる]
……あ゛ぁ? 何だよ。
[睨む形になってしまったのはご愛嬌。一歩引いた自衛団員だったが、理由には直ぐ気付き、呼び止めた理由を口にした]
……その名前だったら確かにうちの宿帳に記入されてるが。
…はぁ!? なんだそりゃ!?
おっ死んだってのはそいつのことかよ。
…ああ、分かった。
荷物は多分そのまま残ってるはずだ、持ってけ。
[嘆息を漏らすと自衛団員を伴い宿へと戻る。被害者の部屋を開けると、調査のためにと持ち出しを願った自衛団員と持たせ、宿から立ち去る姿を見送った]
…なーんか、きな臭ぇなぁ。
身元が割れてんだったら調査なんざする必要ねぇだろに。
[自衛団員の背中が見えなくなるまで凝視していたが、見えなくなると視線を宿の中へと戻し。中途半端にしていた店の準備を再開し始める。リッキーにも事情を話し、しばらくの間島外には出れないと言うことを宿泊客達にも伝える*ことだろう*]