[最初に目に入ったのは古めかしいランタン。置かれているのではなく、横に倒れ転がっており、火は既に消えているようだった]────…… だ、[倒れている火の消えたランタン。その先にあったのは] 団長─────!![低い声だったが空気を震わせるには十分な声量。持っていたスコップを玄関脇に投げ捨てて慌てて駆け寄る]