[ウートラを運ぶ二人に、お願いしますと頭を下げて。それからグレゴリーの評価に、困ったような顔をした]あなたに、繋いでいただいた命ですから。粗末には、しません。大丈夫ですよ。そう、ですね。弊害が、出ていないか、心配です。……あ。[そこまで言ってから、グレゴリーの腕を見る]治療、してからに、しませんか。わたしの力では良くないから、薬で。