……わかってて……それでも?
[は、と息を一つ、吐いて。
刹那、蒼は胸元のクロームシルバーへと、落ちる]
俺は、お前の事は知らん。
……けれど、これだけは、言わせろ。
[静かな言葉。蒼は再び、翠を見据える]
多分、お前……お前が思ってる以上に。
周りの奴らに、心配されたり大事にされたりしてんぜ?
[だから、と。一度言葉を切り。身体を軽く、屈め]
……もっと周り、良く見やがれってんだよ!
[足に力を込め、跳躍する。高く、高く]
Schneiden Sie es, und werden Sie die scharfe Klinge!