───うん。[ツィンカの問いにはただ一言、確信染みた声で返す。その後、ヴェルナーの提案で他の者が集まる間、しばらくじっと茸の輪を見つめていた。そうして幼馴染であるクルトがやって来るのに気付くと、そちらへと向かい。小声でクルトに囁く]……僕、小さい時、妖精が視える、って言ったこと、あったっけ。[あの当時を考えると、自分だけの秘密にしていた可能性も*あるのだが*]