―宿屋食堂―
[アーベル>>29とゲルダの会話を聞き軽く眉を寄せる]
まいってる、か。こんな状況だ、仕方ねぇな。
[そういえば、と荷物を漁る。
片手に乗るくらいの大きさの硝子の容器を取り出し]
これ、宿に贈呈しとくぜ。
気休めにしかならねぇかもしれねぇが
少しは心を落ち着ける助けをしてくれるはずだ。
[中身は乾燥させたラベンダーの花。
ハーブティーにしろというのは伝わるだろう]
アーベルが滅入ってるなら別のもんがあるけど。
[修道院に置いておいても、と思ったのか
ユリアンに振舞った白ワインを持ってきていた]