[浮かんだ奇妙な感覚は、クルトが二人にかける声に掻き消える]ういー?ドロテアくんに、イゾルテくんがどうかしたのかい?[きょと、と、二人を見比べて。なんだかどこかへ向かうドロテアを追おうとクルトの手を引く]ほらほら、僕らも行くのだよっ![跳ねるように駆け出していくのに、案外とその足音は微か]