[ふたりに歩み寄る。床に落ちたモノクロームの湖畔はイヴァンが好んだ景色の一つ。見せて欲しいとねだったベルナルトの絵が其処に在る]ベルナルト。[約束の一つも果たせずにいた相手。しゃがみこんで彼へと手を伸ばす。艶やかな金糸に触れたいと願う手に、その感触は伝わらず**]