― どこかの丘の上 ―
正確には自分の記憶とは別の場所に兄弟のメモリーが記録されてる感じなんですけど...でも、そうだな、夢の中の自分、みたいな感じで実体験とさして変わらないって感覚ではあるんです。
[時空竜の言葉に、そう補足を入れ、表情が緩むのを見るとますます嬉しそうな顔になる。
ちなみに、どこまでも走って行きたがるどころか、どこまでもかっ飛んでいくのが常の末子は、似たような性格の兄弟達にとってすらも心配と頭痛の種であったりするのは余談]
はい、俺も出来そうな事は試してみます。
力の要素ってもしかして、他にも誰か?
[色々試してみるのは楽しそう、と思っているのは表情から丸判りだろう。
更に、巻き込まれた者達の居る事を聞いたなら「会ってみたいなあ」と、また好奇心一杯に口にするのも確定事項**]