可能性……そう、か。
…あーくそ。
[>>36 ヴィリーは割りきってんだよな。
やんなきゃいけねぇことだって分かってたのに。
オレは一旦俯いて、右手で頭を掻き毟った。
そうしてから、前髪を掻き上げるように右手を動かし、顔を上げる]
クレメンス、上運ぶんだろ。
手伝う。
[エーリッヒがどうだったかなんて分からねぇ。
でも死んじまったら皆同じじゃねぇか?
そう考えたから、オレはクレメンスに声をかけて、一旦リネン室へと向かった。
エーリッヒを包む為のシーツを何枚か持って戻ってくる。
そのまま運ぶわけにはいかないからな]
扉は開けっから、運ぶの頼むわ。
[情けない言葉も付いたけど、オレはクレメンスと一緒にシーツに包まれたエーリッヒを使っていた部屋に運ぶことにした]