[瞳を閉じていたからどこに向かっていたのかは知らず。
ミハイルの名を呼び、扉をたたく動作>>29でようやく気づいた。
ユーリーの悲痛な声>>33に、目の前で挙われたことを思いだして、血の気がひく。
ミハイルの目の前でユーリーに抱えられていた事も、椅子に座らされた事も、きちんと把握できていない。
ミハイルへと説明するユーリーに、起こったことを告げようとしても震えて声にはならず]
……え……、キリル、が……
[ユーリーの告白>>34に反応しなかったから、ミハイルには事前にそれを知っていた事を気づかれたかもしれない。
人狼を見つけたという人を呆然と見つめた]