─ 厨房 ─[人の気配に、少年を見守っていた黒猫がぴくり、と身を震わせてそちらを見る。直後にかけられた声>>38に、刻んだ野菜を鍋に放り込む手が止まる]あ、おはようございまーす。[居住まい正して挨拶。合わせるように黒猫も鳴く]それが……橋の所に、氷の堤ができちゃってて。橋……壊れちゃったんです。それ見てびっくりして、その……。[大声を上げていた、とまでは言えなかったが、決まり悪そうな態度からその辺りは伝わるか]