嗚呼、そうだ。[少女が二階へ上がって来たのは、そんな時だっただろうか。疑問>>33には短い肯定で応え。名前を呼ばれ、差し出された手帳を見る]ふむ。……読んだのは、ベアトリーチェ君だけかね。[謝る少女>>34を咎める事はしない。まるで最初からその心算だったと、そう言うかのように。手帳を受け取り、けれどすぐに仕舞う事はしなかった]