─外・廃墟中央付近─平和主義者に用はねぇ。ここの総帥だってそんなもんじゃねぇのかっ。[避けられるのは想定内。だが見たことのない武器から放たれるモノには少なからず驚いた。]『エネルギー弾かねェ?』ちっ、面倒な![避けられた瞬間こちらも背後に飛び距離を取る。十分に開いた間から軌道を見極め身体をずらし、光の爪から身をかわした。]『背後から帰ってこなきゃいいけどネ。』[不吉な言葉に後ろを警戒する心も残しながら。再び距離を詰めようと、今度は大きく回りながら徐々に合間を詰めてゆく。]