ん……そう、する。ありがと、アーベル。[自分の事だけ、という言葉。今は、それに素直に頷いた。少しでもマシに、という言葉には、不思議そうに瞬くものの、問うことはできず]……ゲルダも、休んで。ウチも、もう、休むから。[幼馴染に向け、笑って見せる。大丈夫かと問われれば、うん、と頷いて]カヤにも、言われちゃってるし、それに。……怒られるの、やだから。[小さく付け加えた言葉に、ゲルダはどんな反応を示したか。ともあれ、おやすみ、と挨拶を交わして、部屋を出る背を見送り]