お褒めに預かり光栄ですね〜
ですが、手品師として当然のこと。ですのでお礼はいりませんよ〜
[言って旋風を軽やかにかわすため動くも、その動きはカルロス一定の距離を保つ円周の動き。実質的な距離を置かなかったのが仇となる。
その陰に隠された風の刃に一瞬目を細めて、両手のトランプを喉と腕を相殺し流そうとするも、全て応じきれず頬と腹部が浅く切り裂かれる]
いらないといいましたのに、強情ですねぇ〜
[頬から口に垂れる血を舌でなめとりつつ、腕を大振りに振るうと、服からなのか手からなのか。あるいは両方か。中空にトランプが大量に放たれれば、それらは鈍い輝きを放ち]
風で散らすには重いですよ
[その言葉と同時にか。鈍く輝いたトランプより姿を変えた鉄球がカルロスに…というほどの精度もなく出鱈目な狙いのままカルロスの上より落下する]