…………。[ただ青く無言のまま。暫くその場に棒のように立ち。]…………ああ、大丈夫、だ。[口から出た言葉はそんなもの。]運ぶ。[聖が手伝おうかと問いかけも、拒むように無視して。瑠衣の遺体を抱え上げて、綾野の横のベットに横たえた。顔は遺体を見つめ、俯く。表情はおそらく伺えないだろう。]