ベアトリーチェ、おいで。中に入ろう。[泣きじゃくるベアトリーチェ>>32の頭を右手でゆっくりと撫でる。こう言う時は何を言っても泣き止ませる効果は薄い。撫でるだけでは落ち着くとも思えなかったけれど、少しの間はそうし続けて。頃合を見て右手でベアトリーチェの腕を引くと、どうにか立ち上がりはした。腕を掴んだままゆっくりと集会場の方へと誘うと、覚束ない足取りながらもベアトリーチェは移動を始めて。共に外に出てきたミハエル>>43>>44に一度視線をやってから、クレメンスは集会場へと入って行った]