― 広場 ―ああ、そうだった。[賑やかな少女達の声を聞きながら、視線を感じて>>47足を止めた]島に戻ったという話は聞いていたんだ。あの頃は自由に出歩けなくて、全然会えないままだったけど。久しぶりだね、カルメン。[同じ時期に島を離れた、幼馴染とも呼べる相手の姿を認めて。少し固かった表情を和らげ、空いてる手を挙げた**]