─ 広場 ─
[何となくそんな気はしていたけれど、上手い呼びかけが思いつかなくて。
どうしようかと思っていた所にかけられた声>>48に、緩い笑みが浮かんだ]
ルゥお兄。
[とっさに口をついたのは、幼い頃の呼びかけ。
それから、あ、と短く声を上げて、口元を手で押さえた]
うん、お久しぶり。
……そだね、向こうにいた時はぼくもあんまり動けなかったから。
戻る前に、挨拶行きたいな、って思ったんだけど、時間取れなかったし。
[父の訃報を聞いてから、戻る事を決めるまでの目まぐるしさを思うのは一瞬]
……その様子だと、こっちに完全に戻ってきた、って訳じゃないのかなぁ。
これから、どこ行くの?
[荷物の量にそんな疑問を口にしながら首を傾げ、それから問いを一つ、投げかけた。**]