─図書館→広場─
[弟が、挨拶している隙を突いての一撃離脱。
痛みはあったが、捕まるよりはと走りぬけ]
……お。
[駆け抜けかけた広場の隅、座り込む姿に気づいて足を止める]
そんなとこに座って、どーしたぁ?
[トカゲを連れた少女に声をかける。
突然話しかけられた方は、驚いたやも知れないが]
んー、怪我とかしてるんじゃないんだなぁ?
もし、痛いとこがあるなら、図書館に薬師さんが来てるから、診てもらうんだよ?
疲れてるだけなら、元気が出るように飴ちゃん一つあげよう。
[色々と自分を棚上げした言葉をかけたり飴玉を渡したりしている間に、弟が追いつき。
じゃあなぁ、と手を振って再び帰途へ]