さぁて、っと…それじゃ、頂くもん頂いちまおうかねぇ。
[にやりと笑って、もはや動くことま儘ならぬ女の元に近づいて。
女は怯えたような目をして逃れようと身を捩る]
んー、いい顔してるねぇ。
でもな、俺はあんたの体にも、ついでに命にも興味ねぇんだわ。
殺しちまったらその「いい顔」がみらんねぇし。
俺が今興味あんのは…なぁ…。
[男は女の体に視線を這わせ、衣服の隙間から覗くそれを目に留めて、手を伸ばしてそれを女から奪い取る]
……『ワールド』か。
お前さんには過ぎたカードだったみてぇだなぁ?
え、『斬り姫』さん?
[最後の最後に女の名を口にして]