ちっ。気づくか。
[ライヒアルトの支援魔術を感じながらも、感謝の言葉も投げずに、目の前の相手から目を離さない。
足止めの一手が無理だったと判断と同時に後ろに一つ飛び。一閃は避けつつも、追ってくる炎の渦を見て]
悪いが剣士よ。接近戦ならともかく。魔術で負けてやれんのでな
…暗黒に彷徨う黒き空の下にある。何者も受け入れぬ冷気よ。
全てに害をなす暴風よ。その姿。我が前に見せよっ!!
[周囲の雪をも巻き込んで膨れ上がるようにして。自分を中心に。吹雪の嵐を起こし。火炎の渦を阻み。その勢いのままゲルダへ向けて破裂させる]