エーリ、カルと二人のことを頼んでいいか。
[三人とも落ち着いてはいないだろうから、そのままにしたくないとエーリッヒに>>44視線で訴えかけた]
Requiem æternam...
[動かす前に、変わらず鎮魂の祈りを紡いで。
自衛団員達の手を借りてユリアンを運んだ後、胸に刺さされたままにしてあった銀の短剣を凝視した]
刺しっぱなしというのもね。
[心臓から抜けば、まだ鮮やかな赤が滲んだだろうか。
どうせ汚れたままにしてしまったのだからと、ポケットのチーフを取り出して包み、目立たないようにベルトへ挟みこんで戻った]