人狼物語 ─幻夢─

62 空から降る星・魔獣の欠片


火炎学科1年 ハインリヒ

―平原エリア―

『お、おれはあんたのことがしりたい……とか言っちゃってみればいいのに』

いやそれなんか違うだろ

[シチの小さな言葉に小さくツッコミを返す。ライヒアルトからは顔をそむけながら。
ある意味そのまんまの言葉だが、そのまんま過ぎてイヤな方向に勘違いされそうで嫌だった。
ケホンと咳払い、ポケットから手を出した。]

……お前は何をとじこめた、琥珀……
……栄光の時か、堕落の日々か……

[小さく詠唱すると、それをライヒアルトと自分の間に転がした。
熱を持った琥珀は枯葉色の煙をゆっくり立ち昇らせていく。]

(49) 2010/12/24(Fri) 21:44:38

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