[ポケットのリスが「ギー!ギー!」と煩い。揺れる隻暗緑で事切れたゲルダを見詰めていたが、それは直ぐに床に座り込むカルメンへと向いた]カル。カル。大丈夫? 怪我、は。[その時まだ意識はあっただろうか。返る声があろうが無かろうが、その肩を支えて。意識が無い場合は抱えてカルメンの部屋へと運ぶことになる]