―村の通り―はい…また。[手を振る少年>>39に小さく頷き、二人の姿を見送って。掛かる声に僅かに瞬いた後]いえ、大丈夫です、……一人で。[申し出>>43を辞したのは、彼が苦手だからというわけではなく、単なる性格故のもの。やはり目は合わせず、その状態で相手の傷に気がつく余裕はなかった。家を出てきたそもそもの目的を思い出すのも、言葉通りに自宅に帰りついてからのことになる**]