[包む風が弱すぎたのか、逃げ出すマンドラゴラもでて、捕らえられたのは3匹だけに]
まだまだ、ディル導師には及びませんかね。
[カプセルを風の中に放り、マンドラゴラを捕獲。
捕まえた数はそこに及ばずとも、楽しげな笑みを浮かべて見上げていた。
先ほどディルスタンが浮かべていた嬉しげな笑みや、今の様子にヴィターは心持ち離れて様子見をしていた]
「ほほえましい光景やけど、イレーネちゃん悲しいことに、お兄ちゃんと妹みたいやな…」
[ぽつりとつぶやいた後に]
「はっ、妹萌えやんっ!」
[やっぱりどこまでいってもこの異界龍は残念だった]